職場では結婚して子供がいる人がほとんど、40代で独身は疎外感を感じることがあるかもしれません。
独身が悪い訳でもないのに居心地の悪さを感じてしまうこともある。そんな中働くのが辛い時ってありますよね。
この記事では私自身が感じた40代独身女性の働きにくさと、それを解消するすべを解説していきたいと思います。
この記事で少しでも気持ちが楽になってもらえると嬉しいです。
40代独身女性の職場で感じる事7選
40代にもなればほとんどが結婚して子供も2~3人いたりしますよね。独身がいたとしても若い子ばかり。
なかなか同じ気持ちを分かち合える人はいない状況になります。
職場での働きにくさはどんなものがあるかあげてみます。
以下7つです。
- 子供の急なお休みやお迎えなどは納得せざるを得ない
- 子供の話についていけない
- なぜ結婚しないのかという目でみられる
- 既婚女性と比較してしまう
- 気力体力の低下
- 子供がいることで優遇されている気がする
- 結婚してないことで引け目を感じる
子供の急なお休みやお迎えなどは納得せざるを得ない
女性は産休や育休、子供が病気の時には看護休暇を取得したり、子供のお迎えが必要だったりで時短勤務を利用することもできます。
理解があり必要な休みが自由にとれる職場は本当に働きやすい職場であると思います。
しかし、人数が少ない職場では誰かがフォローしなくてはならず、大変なこともあります。
自分は利用できない休み、「仕方のないこと」と思いながら無理やり納得するのだけど、どこかでモヤっとすることってあります。
子供の話についていけない
子供がいれば必然的に話題になることが多くなってきます。子供の悩みや話題はつきないですからね。その際子供がいない私にとっては関係のない話。
楽しく聞いてはいるもののなんとなく孤独感。
学校での出来事や家庭での悩み、独身の私にはついていけませんでした。
なぜ結婚しないのかという目でみられる
なぜ結婚しないのか、なぜ結婚できないのかという目で見られます。
直接聞いてくる人も多いです。
一般的に結婚するのが当たり前だから?結婚できない自分って劣等生なの?なんて思ったり。
仕事では『だから結婚できないのか』と言われたくない。
だからイライラしても無理して頑張ったりするんですよね。
既婚女性と比較してしまう
子供がいる既婚女性は仕事や家事育児を両立させないといけないので大変です。
話を聞いていると私にはとても無理と思ってしまう。
自分にはできないと思える事をみんなはやっているという引け目を感じる。
既婚女性からすると独身は気楽と思われているのかもと思って悲観的に感じてしまう。
気力体力の低下
40代にもなれば更年期症状もでてきます。気力も体力も落ちてきます。
ほてりやのぼせ、頭痛、肩こり、疲労感、色々でてくる。いつも体調も悪いし、治りも遅い。なぜかイライラもする。
40代は体の変化で無理のできない自分に対しても辛くなってきます。
何しろ一人で生きていかなければならないのに、こんな状態でやっていけるのかと不安になったりします。
子供がいることで優遇されている気がする
子供がいて働くことは大変です。お金も時間もかかって、精神的にも大変。わかります。
だからフォローはしっかりしなくてはならないと思っていたし、看護休暇や扶養手当、時短勤務など子育てしながら働くシステムは素晴らしい。
ただなぜか自分には関係ない福利だから、うらやましい気持ちがでてきてしまう。
結婚してないことで引け目を感じる
結婚、出産、育児とライフステージを確実に進んでいく既婚女性にくらべ、自分は女性としての喜びや悩みを経験できないままの未完成な人間という気持ちがでてくる。
一般的女性が経験するであろうことを経験できない自分は何か足りないそんな自分に引け目を感じてしまう。
まわりは気にしていないのだろうけど、まわりとくらべ勝手に感じる生きづらさみたいのがでてくる。
40代独身女性の働きにくさを解消するには
40代は人生経験もある程度つんで落ち着いてくる時期でもあります。
結婚していないからこそ感じる悩みや葛藤も感じている。だからこそ引け目なんて感じずあなたの人生自信を持って生きていったらいいんです。
それでも独身であることで時々不安に襲われる人も多いのではないでしょうか。
そこでまず職場での働きにくさを解消するにはどうすればいいのか考えてみました。
以下8つになります。
- 老後のライフプランを考える
- パートでもやっていけるほどの貯金をする
- 仕事から離れて楽しみをもつ
- 人それぞれ色んな事情があると考える
- 無理をしない
- 子供の話も楽しんで聞く
- 茶飲み友達を作る
- 頼る
老後のライフプランを考える
ひとりでもやっていけるように老後のライフプランを考えることは大切です。
働けなくなったときに必要になってくるのはやはりお金でしょう。
漠然と不安になっていると嫌な仕事でも無理して働かなくてはいけないと思ってしまいます。
老後どんな生活を送っていくのか、どれくらいお金が必要なのか考えて資産形成することで、がむしゃらにきつい仕事をしなくてもいいと思うかもしれません。
パートでもやっていけるほどの貯金をする
40代にもなると気力も体力もなくなってきます。
年齢を重ねていくうちに正社員で働いていくのが厳しいという場合もあるでしょう。
そのため働き方を変えてパートやアルバイトなど給料が下がった時も余裕を持って生活していけるような貯蓄をしておくことが大切です。
貯金があるというのは何かあった時の安心材料になりますのでコツコツとできる範囲で貯金していきましょう。
仕事から離れて楽しみをもつ
会社以外でのコミュニティを作るのは価値観が広がり、刺激も受けられ人生を豊かにしてくれます。
大人になってからの交友関係は依存せず自立した関係を気づくことができバランスのとれた関係を築くことができます。
なにより困ったことが起こった時に相談できる場所があると安心です。
職場以外の複数のコミュニティを持つことで考えが固執せず広い視野をもつことで、心に余裕を持って働くことができます。
人それぞれ色んな事情があると考える
仕事と育児を両立していくためには、急な休みも必要になってきますし、できない仕事もでてきます。
独身の自分はいつでも融通が利くと思われているようで損。なんて思ったりすることも。
ですが子供がいる既婚女性は本当はまわりに迷惑をかけずに働きたいのにできない、そんな葛藤をかかえていたりするんですよね。
言わなくても人にはいろんな事情をかかえています。
考えてみれば自分が体調が悪くなった時は、何も言わずにしっかりフォローしてもらえてたりします。
どんな時もお互い様、感謝の気持ちを忘れず伝えていくことが大切と感じます。
無理をしない
体調が悪い時は無理せず休みましょう。
責任感が強い人やまわりに迷惑がかかるからと無理をする人もいるでしょうが、無理をして働いてもいいことはありません。
休んだことで何か言われるような職場であれば、早めにやめてしまった方が良いと思います。
そんな職場では体を悪くしてしまうし、精神的にも辛いですよね。
お互い様の精神で励ましあいながら働ける職場をみつけましょう。
子供の話も楽しんで聞く
自分にできなかった子供の話を聞くのは辛いと感じる人もいるでしょう。
無理に話をしなくてもいいけど、同僚の話を聞いていると子供の成長や面白い話を聞けてうれしくなってきます。
自分に子供がいないからこそ、聞くことで色んな発見や感じる事ができます。
子供がいてもいなくても自分は自分の人生をしっかり生きていると思える事が大切です。
茶飲み友達を作る
結婚はするつもりはないという人も茶飲み友達は作っておくとよいでしょう。
恋愛感情抜きの気心しれた友人がいることは人生の心の支えになってくれます。
何かあった時に心配してくれる人がいる、相談にのって助けてくれる人がいることはとても心強いです。
仕事で悩んでいる事があっても誰かに聞いてもらえるだけで頑張れるってことありますよね。
頼る
最後に、適度に誰かを頼るです。
1人で抱え込んで無理して頑張らない。
「これぐらいはできないとだめだ」「みんな忙しいから」と自分で自分を追い込むのはやめましょう。
後輩からしたら居てくれるだけで安心すると思われている場合もあります。
人に頼って『ありがとう』が言える、それが大事です。
まとめ
40代独身女性の職場で感じる事と働きにくさについて解説していきました。
40代になると気力や体力も低下してこれまでみたいな頑張りもできなくなってきます。
その上、独身女性は結婚している既婚女性と比較して結婚していないことで引け目を感じる事もあり、精神的にも肉体的にもきつい年齢だといえます。
解消するには無理をせず働くことと、職場以外でコミュニティを作り楽しみをみつけ色んな人とかかわって視野を広げることが大切です。
何かあった時に相談にのってもらえるような友人を作っておくと、心に余裕を持って働くことができます。